花と海のあいだで過ごす静かな午後
先日、ずっと気になっていた 千葉・稲毛海浜公園の「BOTANICA MUSEUM(ボタニカミュージアム)」 に行ってきました。
春にリニューアルオープンしたばかりで、SNSでも話題になっていた場所。外観からしてとても洗練されていて、入る前からワクワクしました。
中に入ると、そこはまるで "自然とアートが溶け合った世界"。
天井から吊るされたドライフラワー、柔らかい光、植物の香り。
ただ「植物を観る」だけじゃなくて、香りや音、光まで含めた体験型のミュージアムになっていました。
小さな展示のひとつひとつがとても丁寧で、まるで森の中をゆっくり歩いているような感覚。
「自然って、静かにしてるだけで癒してくれる存在なんだな」と改めて感じました。
併設のカフェでは、花をテーマにしたスイーツやドリンクも楽しめるそう。
今回はコーヒーをいただきましたが、次はゆっくりティータイムもしてみたいな。
ミュージアムを出たあと、そのまま公園の海辺へ。近くの稲毛海浜公園へ。
日が沈むころの海って、どうしてあんなに切なくて美しいんでしょうね。
風が冷たくて、頬が少し痛いくらい。それでも、オレンジ色に染まる空と海を見ていたら、時間が止まったような気持ちになりました。
少し離れた場所では、焚き火をしている人たちも。パチパチと薪のはぜる音と、ふわっと届く煙の匂い。寒さの中にある小さなぬくもりが、とても印象的でした。
私たちは日が沈む少し前、風が強くなってきて思わず立ち上がってしまいました。
だけど帰り道、ふと振り返った海の向こうには、もう沈みかけの太陽。
「あぁ、あともう少し見ていればよかったな」って。
ボタニカミュージアムで感じた"自然のアート"と、稲毛の海で見た"自然そのものの美しさ"。
まるで一日の中で「自然の静」と「動」をどちらも体験できたような日でした。
心が少し疲れたとき、こういう一日っていいな。ただ歩いて、見て、感じて。
それだけで、心の中が少しずつ整っていく気がします。
¨̮⃝ Several photos of me taken by a friend ¨̮⃝
「この音を聞くと、癒される。」
そんな言葉を、正直これまであまり信じていなかった。
音楽や自然音のCDを流しても、心が落ち着くというよりは、ただ"音がある"だけ。
けれど、先日訪れた ボタニカミュージアムで、その感覚が少し変わった。
植物だけでなく"音"も展示の一部になっている。足を踏み入れた瞬間、空気が柔らかくなったように感じたのは、
天井から吊るされたドライフラワーがわずかに揺れるたび、
「カサッ」「サラサラ」と乾いた葉が奏でる、かすかな音のせいだった。
その"静けさ"の中に、たくさんの音があった。
耳をすませば、
葉の重なり合う音、水がぽとりと落ちる音、そして自分の呼吸。
普段の生活では気にも留めないような、
「生きている音」たちが、そこではちゃんと聞こえていた。
「この音をきいたら癒される」という言葉は、
きっと特別な音楽のことではなく、自然の中にある"命の音"のことなんだと思った。