風のなかで触れたぬくもり
先日、秋の澄んだ空気に誘われて、成田ゆめ牧場を訪れました。
広がる牧草地を渡る風が心地よく、家族連れのお客さんも多かったですが、日常の慌ただしさが少しずつ遠のいていくのを感じます。
最初に出会ったのは、穏やかな瞳をした羊たち。
手を伸ばすと、想像以上に柔らかな毛並みと、体温のような温もりが伝わってきます。モルモットのタッチ体験は叶わなかったけれど、小屋の中で寄り添いながら眠るモルモットたちの姿は、それだけで十分に癒しをくれました。
牧場のカフェでは、香ばしく焼き上げられたハンバーガーを。
ふんわりとしたバンズに挟まれた肉の旨味と、地元の素材を活かした素直な味わいが心に残ります。そしてPUI PUI モルカーのかわいいキャラクターが癒されます。友人がしっかりと写真に収めてくれた肉厚バーガーです!!
午後は、海沿いのアクアワールド茨城県大洗水族館へ。
特に飼育員を囲むように集まるたくさんのペンギンたちに目を奪われました。
同じ方向を見つめているようでいて、一羽一羽の仕草や動き、餌への関心が微妙に異なり、その個性の豊かさに見入ってしまうほど。
そして、ひときわ心を掴んだのがカワウソです。小さな体に詰まった生命力と、人懐っこい仕草。その愛らしさに誰もが足を止め、笑顔を交わしていました。
最後には、カワウソと一緒に記念のプリクラを撮影。
1番嬉しかったことは、友人が牧場で見つけた羊のぬいぐるみを買ってくれて渡してくれたことです。じーっと見つめている私をみてクスッと笑いながらも、可愛いのを選んでくれる友人。その手触りに、朝触れた本物の羊のぬくもりが重なり思い出となりました。
やさしい気持ちに包まれたまま、静かな夕暮れの道を帰りました。

¨̮⃝ Several photos of me taken by a friend ¨̮⃝
私が羊を好きになったのは、ちょうど一年前のこと。
千葉のマザー牧場で、初めて羊と間近に触れ合ったのがきっかけでした。
ふわふわの毛に手を伸ばすと、思っていたよりも温かくて、その柔らかさの奥に確かな生命の鼓動を感じました。穏やかな瞳でこちらを見つめる姿に、不思議と心が静まっていったのを覚えています。
それからというもの、羊に会える場所を見つけては出かけるようになり、お散歩をしたり、餌をあげたり、ただ並んで座って眺めたり。どの瞬間も、時間の流れが少し緩やかになっていきます。
人の声や足音に驚くこともなく、ただ草を食み、風の中にたたずむ羊たち。
そのおおらかさに触れるたび、自分もまた自然のリズムを取り戻していくような気がします。
だからこそ、牧場を訪れるたびに、またあの静けさの中で、羊たちと過ごす時間を大切にしたいと思いますね。